相振り飛車が苦手な方へ、序盤の駒組みの仕方のコツ

どうもこんばんわ、今朝から軽い風邪を引いてしまったテトリスです(;´Д`)

今回は特に級位者の振り飛車党の方向けの記事になります(・∀・)

相振り飛車が苦手な人は多い

振り飛車党の中で対抗形は好きだけども、相振り飛車が苦手という声はよく聞きます。私はどちらかというと相振り飛車は大好きです。なぜなら、覚えることが少ないから。

相振り飛車では使用される囲いが主に4種類で、美濃囲い、右矢倉、金無双、穴熊。美濃囲いが1番多くて、次に金無双が多い感じかな?多分人によって序盤の駒組みの考え方は違うと思いますが、テトリス式での相振りで大事なポイントを挙げていきたいと思います。

1.まずは攻めの形を作る

相振り飛車という戦法は、自分も相手も中飛車、四間飛車、三間飛車、向かい飛車の4通り、つまり4×4通りで16通りもあります。そして、相手の飛車を振る位置に対して最適な囲いも変わってくるわけなんですね。

例えば攻めることを後回しにして自分の囲いを先に作ってしまうと、相手の攻撃陣は早くからその囲いに適した布陣を組むことができる上、こちらは攻撃より守備に先に手を回しているため、先制攻撃を食らいやすい。

簡単な話で云えば、相手の攻撃が早くてこちらは攻撃陣を整えることができずに中盤、終盤に進んでいけば、こちらの左側の銀や桂が終盤まで使う事なく終局してしまうということもあるわけです。そうなれば駒の効率から考えて、勝ちにくいですよね。

2.相手の攻撃陣に対して適した囲いを選択する

例えば、相手が端から攻めてくるのが分かれば、美濃囲いよりも金無双の方が有効。図のように、端攻めに備えて銀を28に上がっておいた方が、端は守りやすいんですね。

 

左右で比べれば、どちらの陣形を選んだ方がいいか、分かりますよね。王様の位置が端に近い美濃囲いの方が危険なんです。

他にも相手が三間飛車から石田流模様に組んできた場合。この場合は右矢倉を採用するのが良いです。なぜかというと、石田流模様の場合は飛車が4段目に浮いて構えてくるため、こちらの金銀を出来るだけ押し上げて、相手の攻撃陣を圧迫するのが良いからです。

上の図を見ていただければわかりますが、先手に金や銀の駒が手に入った場合、☗35銀と打ち込んで飛車か角のどちらかが取れます。相手の攻撃陣の組み方の場合によっては、37にいる銀を26から35に出ていくような場合もありますし、とにかく石田流模様の組み方に対しては、B面攻撃(相手の攻撃陣を攻める)が有効だと思います。

3.十字飛車を狙う

相振り飛車において重要な要素の1つ、十字飛車です。相居飛車以上に十字飛車の筋は常に狙うべきであり、常に警戒しなければならない要素でもあります。

 

上の図はきmきm金での序盤戦、後手の手番でここから☖36歩☗同歩☖同飛と自然に進んだように見えますが、そこで☗84歩☖同歩☗85歩と打つのが十字飛車を狙った手。この手で後手はけっこう困ることになります。

上の図から☖85同歩☗同飛☖83歩と進みます。☖83歩を打たないと先手から逆に☗83歩と垂らされ、82歩成が受からなくなります。☖83歩と打たせてから☗25飛と回るのが最初から狙っていた手。23の地点を守るには☖33飛と引くくらいなんですね。

上の図から☖33飛☗34歩☖43飛☗46歩と進んだ局面は、次の☗45歩が受けずらく、後手陣が非常に圧迫されており、先手が指しやすい形勢になりました。

これは一例ですが、こちらが向かい飛車で相手が美濃囲いの場合、44や34の地点で銀や角の駒が浮いている場合、常に84歩と打って十字飛車を狙いましょう。逆に言えば、こちらが美濃囲いの場合は十字飛車に注意しながら駒組みを勧めなければなりません。

4.美濃囲いには歩を貯めて端攻め

美濃囲いや穴熊攻略には、端攻めがかなり威力を発揮します。持ち歩を2枚、あとは角桂香で一気に端を狙うのが効率的で効果的。

上の図は先手番で、ここから☗94歩☖同歩☗93歩と垂らし、☖同桂なら☗92歩☗同香☖94香から次に☖96飛と回れば端が崩壊します。

また、☗93歩と垂らしたところで☖同香なら☗一旦85桂と跳ねておき、☖34飛☗93桂成☖同桂☗96飛としておきます。36歩と垂らすような手には☗94飛☖92歩☗95飛としておいて、次の☗94歩が厳しい狙いとなります。

 

こうなれば陣形が堅く、攻める駒の効率も良い先手が勝ちやすい形勢でしょう。

5.金無双にはうさぎの耳

これはよく聞く話だと思いますが、どう攻めたら良いか解説したいと思います。

局面は先手番、ここから☗64歩☖同歩☗65歩と継歩するのが急所の筋。放っておけば64の歩の取り込みがいつでも63に駒を打ち込んで王手になる形で厳しい為取る一手ですが、そこで☗64歩と垂らします。次に☗65銀と進出できれば非常にいい形で攻められるんですね。

ここまでくればあとは相手の攻めてきた駒が駒台に乗れば、桂馬と飛車以外は63に打ち込んで行くのが厳しいので、B面攻撃に切り替えて、相手の攻撃陣を攻める方針に切り替えるがいいでしょう。

6.穴熊攻略のカギは歩の枚数

図は穴熊に対して歩を2枚入手した局面。ここから☗84歩☖同歩☗85歩☖同歩☗84歩と垂らすのが非常に厳しい狙い。例えばそこで☖35歩に☗75飛☖34銀☖85飛のような手順で進めば、穴熊の急所である83の地点に駒を打ち込んでいけば崩壊できそうな局面になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ちなみに矢倉囲いの攻略は難しいので割愛しましたが、基本的には四間飛車を振り直して、飛車角銀桂で6筋を集中攻撃するのがいいでしょう。相振りを指しこなすには、

①攻撃の陣形を優先して組む

②相手の攻撃陣の構えから守備隊形を選んで組む

③十字飛車の筋を常に狙って動く

④それぞれの囲いの急所を狙い、攻略を図る

こんな感じでしょうか。ブログで伝えきれないことはまだまだあるので、反響あれば動画にしようかと思いますので、よろしくお願いします(‘ω’)