どうもこんばんわ、最近記事を作るのに1時間くらいかかっているテトリスです( ;∀;)
1.袖飛車を狙うツノ銀雁木
今回の題材は「ツノ銀雁木」について。プロ間では2,3年前に少し流行した戦法ですが、個人的には右桂をガンガン跳ねていく将棋ではなく、袖飛車からアドバンテージを取っていく指し方が優秀だと思ってますので、実戦譜を元に紹介したいと思います(・∀・)
先手番が私、1図は相雁木ではあるものの、先後で銀の位置が違います。本譜はここから☗38飛☖94歩☗96歩☖73桂☗35歩☖同歩☗同飛☖31玉☗38飛☖42角と進んで2図へ。
2図から本譜は☗36銀と出ましたが、ツノ銀雁木のいいところは、相手が早い仕掛けを見せれば右の銀を☗56銀と進めて守備に応援を出せるし、1~3筋方面でポイントを挙げにいけそうなら☗36銀と出て、次に☗35銀と好位置に出ればいいので、相手の出方によって攻撃的にいくか、守備的にいくかを決められるところが優秀だと思います。
2.相手の4筋に狙いを変更する
3図は☖55歩と後手が突いた局面。次に後手は☖54銀直と出て、好形に組むのが狙い。その手を察知して、本譜は☗48飛と構えました。先手の狙いは次に☗37桂から☗45歩と突いていくのが狙い。
3筋の歩を交換した効果で、45の地点に桂馬が跳ねられれば、次に☗33歩と打ち込んでいくのが狙いになります。3筋の歩を交換したのは銀の3筋の進出だけでなく。桂馬を跳ねてから☗33歩と打っていく展開も可能にしているわけなんですね。
3.眠っていた角を攻撃に参加させる
数手進んで4図へ。1筋の歩の突き捨ても絡めて、一気に攻めかかっていきます。前述したようにここで☗33歩と打つ手も考えられますが、ここは☗65歩と突き、眠っていた角を働かしにいきます。
☗65歩に対して☖45歩なら☗55角と出る狙い。それには☗33角と出てけっこう難解な展開な気もしますが、本譜は☗65歩に対して☖54銀打と守備を強化して来ました。そこで待望の☗33歩と打ち込んで次の図へ。
4.33の地点をガリガリ攻めて守備陣を手薄にしていく
☗33歩に対して本譜は☖31金と引きましたが、構わず☗32銀と打ち込んで、☖同金☗同歩成☖同玉となり、更に☗33歩と叩きます。
図6から☖同桂☗同桂成☖同角と進みましたが、相手の玉周辺の守備が一気に薄くなり、攻めやすい形に持っていくことが出来ました。
5.駒損でも相手の守備陣が弱くなれば良い
数手進んで7図は先手が☗35桂と打ち込んだ局面。後手は当然のように☖34銀と逃げましたが、☗23桂成☖同銀☗24銀と打ち込んでいきました(8図)。駒損の攻めながら相手の守備陣はバラバラになっており、一気に攻め切ってしまえば、例えば駒損でも後でお釣りが帰ってくることが多いのです。
6.裸玉はやはり寄せやすい
数手進んで9図。先手から攻め切る手がなければ後手に受ける余裕を与えかねない局面ですが、ここは☗34金と金を捨てるのが好手。玉を下段に引く手は☗23飛成となって先手大優勢。
☗34金☖同玉に対して☗25角と打ち込むのが厳しく、☖35玉☗52角成☖54銀☗25馬となって後手投了となりました。
投了図からは☖45玉でも☖46玉でも☗36金と打てば詰みになります。
いかがでしたでしょうか。
ツノ銀雁木では相手の守備陣形によっては袖飛車や右四間飛車に振り直すような、こういう戦い方もあるので、ぜひ参考にしていただければ嬉しく思います(・∀・)










