みなさんこんばんわ、今日健康診断でおばはんに採血を焦らされまくってイラッとしたテトリスです(*_*)
今日のTwitter界隈の将棋民のニュースは
「元女流棋士の竹俣紅がフジテレビのアナウンサーに内定」
この話題で持ちきりでした(‘ω’)
将棋を踏み台にしてアナウンサーになったのか、というような意見もちらほら見ますが、自分がやりたかったのは棋士ではなく、アナウンサーだったってこと。ちゃんと大学も早稲田を出てるし、将棋とか関係なく実力で内定を勝ち取ったんだと思います。
でもアナウンサーになるからには、元女流棋士という肩書きを武器に仕事を得るのではなく、ちゃんと本業で実力を伸ばして仕事を勝ち取ってほしいんですよね。そうでなければ、知名度を得るために女流棋士になったんじゃないかという疑念は払拭できませんから。ただ、将棋を普及するような番組に携わってくれるのは賛成です。
さて本題になりますが、みなさん女流棋士って儲かる仕事だと思いますか?結論を言うと、おそらくですが、あまり儲からない仕事だと思います。強くてタイトル戦にも出れる一握りの棋士しか、対局だけで立生計を立てることができないのではないかと思っています。
みなさん、女流棋士が執筆した将棋の本って見たことありますか?初心者・入門者向けの本はあるかもしれませんが、定跡や詰将棋の本ってあまり見ないですよね。女流棋士は男性棋士と比べると、まず本の出版による印税での収入はほぼ期待できません。
次に、タイトル戦の賞金ですが、女流棋戦は現在6つのタイトル戦があります。
①マイナビ女子オープン
②リコー杯女流王座戦
③岡田美術館杯女流名人戦
④女流王位戦
⑤霧島酒造杯女流王将戦
⑥大山名人杯倉敷藤花戦
このうちマイナビ女子オープンとリコー杯女流王座戦のタイトル獲得賞金が500万円、それ以外は非公開とされています。
また、今年には7つ目のタイトル戦として、ヒューリック杯女流清麗戦が新設される予定、1月~7月に予選、8~9月でタイトル戦が行われる予定みたいです。優勝賞金は過去最高の700万円という情報。これはつまり、現在非公開とされている他のタイトル戦のタイトル獲得賞金は700万以下ということが分かります。
では一般の棋士が参加する棋戦のタイトル獲得賞金はいくらくらいでしょうか。
①竜王戦 4320万円
②名人戦 2250万円
③叡王戦 2000万円
④王位戦 1200万円
⑤王座戦 1200万円
⑥棋王戦 900万円
⑦王将戦 800万円
⑧棋聖戦 700万円
公表されてる金額は上記の通り、各タイトル戦にはタイトル獲得だけでなく対局料として、各棋士に報酬が支払われるわけですが、普通に考えればタイトル獲得賞金の低い女流棋戦の方が、対局料も低いはず。
男性の棋士でも対局だけで生計を立てられるには上位のわずかな棋士のみで、他の棋士は講演会や本の出版、将棋教室や大会での指導将棋などで、対局料以外の収入を得て、なんとか生計を立てているわけです。
また、教室や大会で棋士に支払われる謝礼ですが、一般的には段位に基づいて謝礼の金額が変動するものであり、女流棋士は男性棋士に比べて段位が下と扱われるため、謝礼の金額も下がります。
女流棋士の仕事が儲からないと思われる要因まとめると、
①本の出版による収入が見込めない
②タイトル戦での対局料が少ない
③指導対局での謝礼が少ない
これらの要因により、結局は大盤解説の聞き手をバンバン務めたり、メディアに出て将棋以外の番組で報酬を得たりしないといけない状態に陥り、自身の将棋の研究に打ち込む時間が作れず、やがて将棋に対するモチベーションが下がっていく。女流将棋界の現状はこういった感じではないでしょうか。
さて、話を最初に戻しますが、竹俣紅元女流がアナウンサーになったことについて。結局将棋で生計を立てることが困難だと感じ、将棋への魅力がなくなり、魅力のある仕事を見つける方向に進んだのではないか。あくまで推測ですけども、私は思っています。
それでは女流棋界が盛り上がるにはどうすればいいか。1つはファンの盛大な応援が必要、もう一つは女流棋界にも藤井聡太七段のようなニュースターが現れ、ライバルが出現し、女流棋界も盛り上がるコンテンツにしていくのが望ましいと思います。そうすれば自ずとスポンサーからの賞金額も増え、女流棋士も徐々に対局だけで生計を立てられる人が増えていくはず。
さてみなさんいかがでしたでしょうか?私の推測もいろいろありましたが、女流棋界はこうすればもっと盛り上がるのにという意見、ありましたらまたTwitterのコメント欄にでも書き込んでいただけると嬉しく思います(・∀・)
